一般社団法人
諏訪市医師会
〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り5丁目12番5号
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逆流性食道炎は、胃酸が胃から食道に逆流することにより食道粘膜に傷害が起きる病気です。
代表的な症状は、胸がやける、苦い・すっぱい水がこみ上げてくる、お腹が張る、ゲップが多い、胃がもたれるなどですが、長引く咳や、のどの違和感の原因になることもあります。加齢とともに増加する傾向にあります。お年寄り、妊婦、肥満傾向の人は食道と胃の境目が緩みやすいため逆流しやすくなります。
生活習慣では、喫煙、飲酒、ストレス、食べ過ぎ、夕食が遅い、脂っこい物・甘い物や刺激物をよく食べる、前かがみの姿勢、などが逆流を起こしやすくします。以前は欧米に多く、日本には少ないとされてきた病気ですが、食生活の欧米化などに伴い、近年急激に増加しています。
診断は問診および内視鏡検査(胃カメラ)で行います。治療は、先ほどの生活習慣に注意することで良くなる人もいますが、改善がない場合は胃酸を抑えるお薬を使います。気になる症状のある人は、お近くの内科医にご相談ください。M.S.
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